PFASの一部物質の規制について
近年、一部の有機フッ素化合物(PFAS)の生態・生体への悪影響が問題視され、国際的に規制が強まっています。
日本国内では「化審法」・「廃掃法」・「水濁法」等の法律で、一部PFASの製造や廃棄物処理方法等が規制されています。PFASの一種であるPFOS・PFOAに続き、2023年12月1日には、PFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸)が化審法にて第一種特定化学物質に指定されました。
一部の消火薬剤にはフッ素が使用されています。廃棄の際に、規制の対象になる可能性があります。
■PFOS・PFAS含有の消火薬剤
環境省公表「PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項」にしたがって処理します。
※同じ消火薬剤でも、製造時期によって処理方法が異なる場合があります。
※各メーカーの泡消火薬剤の処理方法は、一般社団法人消火装置工業会の「泡消火薬剤の扱いに関する資料」から確認することができます。
■PFHxS含有の消火薬剤
ヤマトプロテック製の消火薬剤については、現在調査中のため内容が確定次第、速やかにお知らせいたします。
ヤマトプロテック株式会社 Quick News No.333より抜粋