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『K/SMOKE PANEL』の開発が「消防防災科学技術研究推進制度」に採択されました

消防庁では、消防防災分野における課題解決や重要施策推進のため、消防防災科学技術研究推進制度(競争的資金)により研究開発を推進しています。

令和3年12月に大阪市北区で多数の死傷者を伴うビル火災が発生したことを受け、令和4年4月に「ガソリン火災対策に資する資機材等の開発」を目標に、緊急枠として研究開発課題の募集が行われました。優れた提案に対して研究開発資金を配分するこの公募において、ヤマトプロテックの『K/SMOKE PANEL』の開発が採択されました。

研究課題名 ガソリン火災対策に資する資機材等の開発
研究内容 ガソリンの着火と同時に消火を開始するシート状の消火薬剤を開発し、ガソリン火災における消火・抑制効果を実証する。消火シートはマット及びブランケット、壁面材に組み込み、実際に使用できる製品化を目指す。

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とっても危険なガソリン火災

・ガソリンは、危険物乙種4類の第1石油類に分類されており、そのままの状態で保管しておくと引火・発火する可能性が高い物質です。

・ガソリンの引火点は-40℃。常温でも近くに火種があれば発火する恐れがあります。

・ガソリンは一般の可燃物と比べて燃焼拡大の速度が非常に速いため、大規模火災に発展しやすく危険です。

【ガソリン火災の消火方法】

通常、火災は水で消火します。しかしガソリンは水より比重が軽いため、水をかけるとかえって火災が燃え広がる恐れがあります。

そのため、泡消火薬剤や二酸化炭素による「窒息消火」、K/SMOKEやハロゲン化物による「負触媒消火」が有効です。2

 

ヤマトプロテック株式会社 Quick News No.315より抜粋

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